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シーズンを振り返る

大輪の花開く! 世田谷区民大会で初の公式戦優勝!!

一年目に種をまき、二年目に水をやり、三年目に花を咲かせる。
02シーズン開幕前、代表西岡はある決断をくだす。
1月19日高円寺で前年度終盤にチームに加わった、かつての片腕・中谷泰と酒を酌み交わしていた。そこでこのチームに足らないのは、本当に勝った喜びを経験している人材という結論に達する。チームに本当の勝つ喜びを覚えさせる。これは痛みを伴う改革となった。格下を相手に打って打って打ちまくった前年度に比べ、接戦で負けることも増える。あえてそこにチャレンジすることに。

開幕戦には4点先制されながらも逆転勝ちを収めたがその後すぐ引き分けを挟んで4連敗を喫した。いずれも明らかに「格上」の相手である。一部の選手からは「もっと弱い相手と試合をやって楽しみたい」という不満の声もあがる。しかし西岡は後戻りは出来ないことをわかっていた。大多数の選手が「レベルアップしたい」と考えていることも後押しした。

この年、エース中原が右肩痛でマウンドから遠ざかる。しかし、その穴を二年目上田剛がよく埋めた。球質の重い直球にブレーキの効いたカーブは、連盟一部クラス相手にも十分通用することを証明。その甲斐あって4連敗の後5連勝と息を吹き返す。中原は投げられないのならリードでと、自らマスクをかぶり、バットでも貢献。本間は昨年のような豪快な打球は出ないものの一段と勝負強くなり、成長著しい光岡も打線の中軸を任されコンスタントに結果を残した。特に3月31日のアークカップ一回戦では上田剛がノーヒットノーランを達成。続くエアロックカップ二回戦も接戦を制し、チームのムードは最高潮。しかし、翌日アークカップ二回戦では主力が軒並み欠場する中まさかのコールド負け。二試合で天国と地獄を経験した。その後また4連勝するがこのあたりから接戦に強くなったと思わせるような戦いが目に付くようになる。特に4月27日の草魂二回戦対エンジェルスでは2点を先制されるも逆転、初先発の中谷が最終回、一点差まで追い上げられ更に満塁のピンチを切り抜けた。

5月に入り最年少佐藤、稲村、メジャーリーガー・ジョンが加入。チーム全体の底上げになった。特に佐藤は多忙で欠場がちの房野の穴を埋め、ハッスルプレーも目立ち、正捕手不在のピンチを救った。ジョンも一塁へのヘッドスライディングなど、闘志あふれるプレーでベンチを盛り上げた。その後、日刊マリンカップでは一回戦負けの屈辱も味わったが、区民大会では昨年秋の準優勝グランドマスターズに10対5で圧勝。内容も長友、中原と2本の3ランを含む10安打の猛攻。このころから、区の連盟にも「HLというおもしろい存在がいる」と認知されるようになった。


しかしチームとしてこの強さが本物なのかは半信半疑の状態。6月23日の区民大会4回戦・対東京コブラ会では、1-4で迎えた3回、一挙5点を奪い6-5で逆転勝ち。6月30日の草魂カップ4回戦では強豪スカイスクレイパーを相手に久しぶりの先発中原が好投。5-1で破った。そして7月7日、開幕前区民大会のトーナメント表を見たとき、最大の山場と思われた5回戦の対東京レイダースにもこの試合から加入した浅井が攻守に渡る活躍を見せ星を得た。これでベスト8に駒を進めたことになる。準々決勝、対男樹では中原が相手打線をノーヒットに抑え(1失点)2-1で勝利。7月28日の準決勝対ウォールズには横綱相撲をみせ4-0のシャットアウト勝ち。遂に決勝に駒を進めた。

9月29日、気温28度の真夏日となる中、ようやく決勝戦が行われた。序盤、投手戦となったが4回、この回先頭中谷が四球で出ると続く浅井が左中間を破り先制。更に本間も二塁打で追加点。中原が気迫のこもった投球をする中6回、今期不振に喘いでいた角がしぶとくレフトへ運ぶ涙のタイムリーで突き放した。そして最終回、中原は最後の打者を三振に打ち取り栄冠を掴んだ。

優勝により気が抜けないか心配されたが、秋の区民大会一回戦にコールド勝ち。更に王座決定戦では一部のチームにコールド勝ちする勢いも見せたが三回戦の対農大通りではエラーが続出しコールド負け。さらに11月9日、草魂カップ03二回戦では現役高校生チームサントスにも敗れて連敗となってしまった。

だが翌日、新人上田哲也が秋季大会二回戦で完全試合という偉業を成し遂げ再び流れを引き寄せた。11月16日のリーグ戦では27点を奪い、今シーズン最多得点を記録。打線に勢いがついたかに見えた。しかし11月23日の秋季大会三回戦では上田哲が好投するも好機にあと一本が出ず、遂に0対0のまま延長サドンデスに突入。ここで、打者上田哲は自らのバットでタイムリーを放ち勝負を決めた。しかし、翌24日に行われた四回戦、対デンジャラスキタミに4-8で敗れ長かった2002年のシーズンは幕を降ろした。

01年 32勝11敗
02年 27勝13敗3分

しかし内容は今シーズンの方が濃かった。43試合のうち公式戦が30試合。(リーグ戦除く)これだけ多くの試合を、負けられない緊張感の中で戦えたことはチームに、個人にとって大きな財産になることは間違いない。終盤戦楽しみな若手の台頭もあった。一年目に種をまき、二年目に水をやり、三年目に花を咲かせ四年目に実を結ぶ。今期「優勝」という勲章を得たHL戦士が来期どのような実を結ぶのか、戦いぶりに真価が問われる。
 
 

2002年試合結果

No. 月日 相手 球場 スコア 責任投手 備考
1 2.16(土) センタッキーズ 二子玉川 ○5-4 中原(1-0)  
2 2.16(土) センタッキーズ 二子玉川 ●0-9 上田(0-1)  
3 2.23(土) インセクターズ 二子玉川 ●2-3 本間(0-1)  
4 2.23(土) インセクターズ 二子玉川 ●5-6 勝村(0-1)  
5 3.2(土) 東京As 二子玉川 △8-8    
6 3.2(土) 東京As 二子玉川 ●3-8 本間(0-2)  
7 3.9(土) BPS 二子玉川 △7-7    
8 3.16(土) メガバックス 二子玉川 ○4-3 勝村(1-1)  
9 3.23(土) SAアウトローズ 城北中央 ○10-2 本間(1-2) 草魂カップ1回戦
10 3.24(日) TMBC 二子玉川 ○6-2 上田(1-1) 世田谷区春2回戦
11 3.31(日) スター☆鳥屋尾一派 大宮健保 ○12-0 上田(2-1) アークカップ1回戦
12 4.20(土) RANGS 二子玉川 ○4-2 本間(2-2) エアロックカップ1回戦
13 4.21(日) 日油技研野球部 大宮健保 ●1-8 上田(2-2) アークカップ2回戦
14 4.27(土) エンジェルス 私学事業団 ○4-3 中谷(1-0) 草魂カップ2回戦
15 5.5(日) BBエンジェルス 二子玉川 ○7-0 上田(3-2) 世田谷区夏1回戦
16 5.25(土) スタリオンズ 二子玉川 ○15-0 本間(3-2) 草魂カップ3回戦
17 6.1(日) ニューオッズ 二子玉川 ○14-2 中谷(2-0)  
18 6.1(土) プランニングギャップス 砧公園 ●0-3 上田(3-3) 日刊マリン1回戦
19 6.2(日) ミスト 浦 安 ○19-0 上田(4-3) エアロックカップ2回戦
20 6.9(日) グランドマスターズ 二子玉川 ○10-5 本間(4-2) 世田谷区春3回戦
21 6.22(土) 遊遊ジャイアンツ 総 合 ○5-4 中原(2-0) リーグ戦
22 6.23(日) 東京コブラ会 二子玉川 ○6-5 本間(5-2) 世田谷区春4回戦
23 6.30(日) 松濤スカイスクレイパー 私学事業団 ○5-1 中原(3-0) 草魂カップ4回戦
24 7.6(土) RAMS 東綾瀬公園 ●0-3 中原(3-1) エアロックカップ3回戦
25 7.7(日) 東京レイダース 二子玉川 ○4-3 中谷(3-0) 世田谷区春5回戦
26 7.14(日) 男樹 二子玉川 ○2-1 中原(4-1) 世田谷区春準々決勝
27 7.21(日) 池ノ上フレンズ 二子玉川 ○7-1 上田(5-3) 世田谷区夏2回戦
28 7.28(日) ウォールス 二子玉川 ○4-0 中原(5-1) 世田谷区春準決勝
29 8.4(日) MBOくまさん 二子玉川 ●5-7 稲村(0-1) 世田谷区夏3回戦
30 8.10(土) TACアストロズ 二子玉川 ●3-7 中原(5-2) 草魂カップ5回戦
31 8.31(日) 松濤スカイスクレイパー 二子玉川 △7-7    
32 9.29(日) 三軒茶屋ヘラクレス 二子玉川 ○3-0 中原(6-2) 世田谷区春決勝
33 10.12(土) 成城ソルツ 二子玉川 ○8-1 中原(7-2) 草魂カップ1回戦
34 10.14(祝) BBエンジェルス 二子玉川 ○7-0 上田剛(6-3) 世田谷区秋1回戦
35 10.19(祝) ドランクス 二子玉川 ●1-4 上田哲(0-1) リーグ戦
36 10.27(日) 遊遊ジャイアンツ 二子玉川 ○3-0 上田剛(7-3) 王座決定1回戦
37 11.3(日) ブラックアイ 二子玉川 ○10-0 中原(8-2) 王座決定2回戦
38 11.4(日) 経堂農大通り 二子玉川 ●0-7 中原(8-3) 王座決定3回戦
39 11.9(土) サントス 二子玉川 ●5-6 中谷(3-1) 草魂カップ2回戦
40 11.10(日) クローバーズ 二子玉川 ○7-0 上田哲(1-1) 世田谷区秋2回戦
41 11.16(土) 東横ライナーズ 二子玉川 ○27-4 佐藤(1-0) リーグ戦
42 11.23(祝) 東京ASO 二子玉川 ○4-0 上田哲(2-1) 世田谷区秋3回戦
43 11.24(日) デンジャラスキタミ 二子玉川 ●4-8 上田剛(7-4) 世田谷区秋4回戦


↑新戦力たち 左から佐藤一道、ジョン・ワルシュ、上田剛、完全試合を達成した佐藤、上田哲也のバッテリー、三冠王の本間

2002年 途中入団者・退団者

入団
吉田 康人、佐藤 一道、J・ワルシュ、稲村 智浩、浅井 精一、矢野 真祐、町田 肇、上田 哲也
退団
房野 暁、吉田 康人、太田 菊代、浅井 精一、矢野 真祐、稲村 智浩、 大村 怜、山田マナブ

二代目ミスターハードライナーズ・町田肇選手が入団

数々の記録を打ち立てた町田肇が入団したのがこの年。4月21日対日油技研野球部戦。人数が足らない中、房野に連れられてきた細身の若者。それが町田だった。長髪にピアスという今からが想像も付かない出で立ち。荒削りだが、俊足に強肩で抜群の身体能力を感じさせてくれた。当時まだ学生で、大学の野球部にも籍を置いていることから、常時参加は暫く後になった。この時この選手が後の大選手に成長することは誰も知る由もない…。
 

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